捨てられ転生皇女ですが敵国で聖女のフリをしています

近隣王国の王女として生まれ変わったミラは、復讐のために聖者を装っている。かつて冤罪で処刑された彼女だが、平和な生活は長くは続かず、敵国の侵攻により故郷と両親を失い、兄とも離れ離れになる。村の教会に引き取られるも、聖者の力を持たないために冷たく扱われる。ある日、冷酷な敵国の王子アルファウスが村を訪れ、魔獣が襲撃してきた時、ミラの特異な能力が目覚める。アルファウスはミラを聖者だと誤解し、彼女を王宮に連れて行くよう強く要求する。ミラは家族を見つけ、王国に復讐するために聖者を演じることを決意